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2006年6月24日 (土)

ロイヤルアスコット③

プリンスオブウェールズS

この日のメインレースはプリンスオブウェールズSでした。「プリンスオブウェールズ」とはご存知の通り英国皇太子に与えられる称号のことです。

「プリンスオブウェールズ」というのは要するにウェールズの君主という意味なのですが、13世紀にイングランドがウェールズを攻略した後、14世紀から皇位継承第一順位の者にこの称号与える慣習が生まれたそうです。

それはさておき、プリンスオブウェールズSには当初、日本の4冠馬のディープインパクトが登録していました。そのため、この日の入場券を予約していたのですが、ディープインパクトは残念ながらこのレースを回避し、春は宝塚記念(6/25)に向かうことになりました。

レースは芝2000mで行われます。プリンスオブウェールズSは2000年にGIに格付けされるようになってから、芝の中距離の王者を決定する一戦となりました。

今年も、7頭立てのレースではあったのですが、うち4頭はGI勝ちの経験があり、ハイレベルの戦いとなりました。

パドック2006_06220065 

パドックの様子です。中央左の切れ込んだところは馬の入退場口です。

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2006_06220082 これは、当日1番人気(レーシング・ポスト紙では単勝約2.4倍)だった、デイビッドジュニア(David Junior)です。

デイビッドジュニアは今年のドバイ・デューティーフリーの勝ち馬です。

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2006_06220079 こちらは単勝2番人気(約3.2倍)のエレクトロキューショニスト(Electrocutionist)です。

エレクトロキューショニストは昨年のチャンピオンSでゼンノロブロイを破っていますし、前走はドバイ・ワールドカップに勝っています(日本からはカネヒキリが出走しました(4着))。

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3番人気(単勝9倍)はウィジャボード(Ouija Board)でした。ウィジャボードは04年の英愛オークスを制覇した牝馬です。また、騎手は日本でもおなじみのオリビエ・ペリエ騎手でした。ただ、最近は勝ち星に恵まれていません。

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レース

レースは、(1回しか見ていないので記憶があやふやなところがありますが、)逃げるエレクトロキューショニストを、後方で待機していたウィジャボードが直線残り1F過ぎで差し切り、そのまま抑え込みました。

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ゴール前100mくらいのところから撮りました。小さくて見にくいですが、すでにウィジャボードは先頭に立っています。

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2006_06220100 実は、ウィジャボードの単勝馬券を10ポンド買っていたので、90ポンド戻ってきました。

前から馬券を買うたびに「こんなレシートで偽造されないのだろうか?」と不思議に思っていたのですが、こちらに来て初めて馬券が的中してその謎が解決しました。

"John Hughes"-これはブックメーカーの名前ですが-の右隣に6桁の番号が書いてあります。これは馬券の番号なのです。私がこの馬券をブックメーカーのところに持っていくと、ブックメーカーは、私の馬券の番号とブックメーカー側で控えていた当たり馬券の番号一覧を照らし合わせて偽馬券ではないかチェックしていました。

こうすることによって、偽造馬券の可能性は限りなく少なくなっているようです。

表彰式

こちらの競馬では、表彰式はパドックで行われるようです。

2006_06220104 表彰式の様子です。プリンスオブウェールズSというだけあって、チャールズ皇太子がプレゼンテイターでした。

次の国王としての威厳を感じました。

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2006_06220109 日本と違って面白いなと思ったのは、表彰式の途中に関わらず、次のレースの馬がどんどん入場してくることです。

また、日本では、パドック入場→騎手整列→騎手騎乗→本馬場と一連の流れがあるのですが、こちらはてんでバラバラです。

ルールがあるとすれば、「鐘が鳴ったら騎手は騎乗して本馬場に向かう」くらいのようです。いつパドックに入っていつ本馬場に行くかはかなり自由です。よって、ある馬はすでにパドックから本馬場に向かっているのに、別の馬はその後にパドックに入ってくるようなことも起こっていました。

7月末にはここでキングジョージ6世及びクイーンエリザベスダイヤモンドSが行われます。日本からは昨年の有馬記念でディープインパクトを破ったハーツクライが出走する予定です。

今日、見る限りでは、コースは日本の競馬場に良く似ていて、ハーツクライも能力を存分に発揮できるのではないかと思います。

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ロイヤルアスコット②

ロイヤルアスコット②

スタンド

アスコット競馬場は昨年改修を行ったため、昨年のロイヤルアスコット開催はヨーク競馬場で行われました。よって、今年が改修後はじめての開催となります。

2006_06220022_1 これは1コーナーのコース上からスタンドを撮った写真です。スタンドも現代的になりました(昔のスタンドは知りませんが・・・)。

ヨーク競馬場もスタンドを改修したばかりのようでしたし、いま、建て替えが進んでいる時期なのでしょうか?

スタンドの敷地に入るためには、約30ポンド以上の入場券を買っておく必要があります。

スタンドの内部は6階?くらいの構造になっていますが、上の階は王室からの招待客、推薦客やジョッキークラブ専用になっていて、一般人は立ち入ることができないようです(あまり動き回っていないので間違っているかも)。

ドレス・コード

ロイヤルアスコット開催はドレスコードが厳しいようで、一般人であっても男性の場合ジャケット・ネクタイの着用が必須のようです。王室からの招待客などの人々は男性の場合モーニング・コート及びシルクハットを着用しなければならないそうです。

2006_06220051_1ですから、こんな感じの人々がたくさんいました。

女性の衣装を見る限り男性よりは自由な感じがしましたが、それでも帽子は必ずかぶらなければならないようです。

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女王陛下の御成り

女王陛下はレース開始の約30分前(午後2時頃)、競馬場に到着されました。

正面コースは直線で1マイル以上あるのですが、女王陛下はそのコース上の端から端までを馬車で通過して入場されました。

2006_06220034 ・・・

女王陛下が入場されるところです。馬車はこの後も何台か続き、チャールズ皇太子、その他皇族の方々も一緒に入場されました。

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2006_06220044 スタンドの中央一角には王室用の貴賓席らしきものがあります。女王がここにおられたのかは分かりません。

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2006_06220025 実は、女王一行が到着される前にも左のような馬車をすでにたくさん見かけました。

帰りがけにこれを使っている人々を見ました。これを使っている人はどのような人々なのでしょう? 非常に気になりました。

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ロイヤルアスコット①

ロイヤルアスコット①

6月21日にアスコット競馬場に行ってきました。

アスコット競馬場はロンドンの南西約30kmのところにある、王室所有の競馬場です。女王の週末の居城でもあるウインザー城から近いところにあります。

毎年6月には女王主催の競馬が開催されています(ロイヤルアスコット開催)。今年は6月20日~24日でした。

ロイヤルアスコット開催期間中は女王陛下はじめ皇族の方々は毎日競馬場を訪れるそうです。我々が行った21日も女王陛下の姿を拝見することができました(後述)。

なお、アスコット競馬場について詳しくはこちら(ウィキベディア)

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