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2007年6月30日 (土)

ニューマーケット⑨

ニューマーケット競馬場

ニューマーケット競馬場の歴史は古く、17世紀後半までにさかのぼります。

現在では英国のクラシック競走(3歳馬の重要レース)である2000ギニー、1000ギニーがここで行われています(日本で言うところの皐月賞、桜花賞)。

2007_06170072我々が行ったときは開催がなかったので、中までは入っていません。左の写真は「ローリーマイル」というコースを撮ったつもりですが、芝生が広がるだけで本当にコースだったのか良く分かりません。

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・・・2007_06170075_1

左の写真はスタンドへ続く道路をスタンド側から撮ったものです。垂れ幕だけはここが競馬場であることを感じさせてくれます。

やはり競馬場は開催のあるときに行かないといかんですね。

タタソールズ(Tattersalls)

2007_06170076タタソールズはサラブレッドを専門で扱うセリ会社です。18世紀末にリチャード・タタソールズによって設立されました。

このセリ会場は競馬博物館のそばにあります。

現在では年間1万頭もの馬が売却されているそうです。今年の英ダービーを勝ったオーソライズドもこのセリ市の出身だそうです。

2007_06170099こちらが内部の様子です。残念ながら、セリはやっていませんでした。

機会があれば見に行きたいですね。

以上でニューマーケットを終わります。

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2007年6月28日 (木)

ニューマーケット⑧

競馬博物館④

ミルリーフの模型

引き続き館内の展示物の紹介です。

2007_06170083ミルリーフの(おそらく)等身大の模型です。

勝手な予測ですが、この模型は昔はブリガディアジェラードの頭絡が掛けてあったところ(実はあのあたりは馬の厩舎を再現した造りになっていました)に置いてあったと思います。

下のリンク(英国政府観光庁のサイト)では競馬博物館の紹介をしていますが、そこにある写真と見比べてください(ちなみに写真中央がブリガディアジェラードの頭絡です(移動されてなければ))。

http://www.uknow.or.jp/vb/happybritain/happy/sports/watch/horse/index.html

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乗馬トレーニングマシン

館内の目玉(?)が乗馬トレーニングマシンです。正式名称は知りませんが、要は競馬の騎乗を練習する機械です。大人でも子供でも誰でも乗せてくれます。

当初は子供向けと思っていたので、子供を先に乗せて見ていたのですが、スタッフのおじさんが私にもやれと勧めたため、やってしまいました(まあ、勧められなくてもやらせてもらったんですけどね)。

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2007_061700932

現在の競馬の騎乗方法は独特のものであり、一般に「モンキー乗り」と言われています。モンキー乗りの特徴は鐙(足をかけるところ)を短くして腰と尻を浮かせて乗るところです。こうすることによって馬への負担が軽くなるのだそうです(そのため、早く走ることができる)。(詳しくは http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%BC%E4%B9%97%E3%82%8A )

馬の走り方は常歩(walk)→速歩(trot)→駈歩(canter)→襲歩(gallop)と4段階に変化するのですが(詳しくは http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A9%E6%B3%95_%28%E9%A6%AC%E8%A1%93%29 )、このマシンはこの4段階をすべて再現することができます。

子供が乗っていたときは常歩だけだったので楽勝だと思っていたのですが、大人向けは違うんですよね。速歩まではまだ良かったのですが、キャンター(駈歩)くらいから体が上下に揺れて体を制御できなくなります。また、ギャロップ(襲歩)になると乗っかっているのがやっとみたいな状態になります。

乗っている時間は2分前後だと思うのですが、終わった後は息切れしてしまいました。下半身もガクガクブルブル状態です。

実際の競馬では、ジョッキーはギャロップの状態で短くても1分、長ければ3分以上乗らなければなりませんし、しかも同時に手綱を引いたり鞭を振るったりしなければならないのですから、いかにジョッキーという仕事が重労働でかつ高い技術が必要であるか認識させられました。騎乗ミスとか責めてはいけないですね。

これで競馬博物館の紹介を終わります。いくつか見逃したもののあったみたいで、機会があればもう一度行ってみたいと思います。

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2007年6月27日 (水)

ニューマーケット⑦

競馬博物館③

引き続き館内の展示物の紹介です。

キンチェム

2007_06170097キンチェムのブロンズ(?)像です。入口を入ってすぐ左のところにあります。キンチェムは1874年にハンガリーで生まれました。キンチェムは2歳から5歳にかけてドイツ、オーストリア・ハンガリー、フランス、イギリスで走り54戦無敗という成績を残しました。最多無敗記録としては世界記録だそうです。

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ゴドルフィンアラビアン

2007_06170082この絵はゴドルフィンアラビアンを描いたものです。

ゴドルフィンアラビアンは前にも触れたとおり、サラブレッドの三大始祖の一頭です。ただ、三大始祖の中では最も勢力が小さく、ゴドルフィンアラビアン系の生産馬は米国で約6%、日本で約1%程度とのこと(日本ではこの系統のめぼしい種牡馬がほとんどいないと思います。種牡馬を輸入しない限り絶滅寸前です)。

ブリガディアジェラード

2007_06170081・・・

左の写真は競走馬の頭絡です。頭絡とは馬具の一つで、その名の通り馬の頭に絡めて使います。大雑把に言ってしまえば、馬に手綱をつけるために使われる馬具です。

この頭絡はブリガディアジェラードが使用していたものです(名前が書いてあるので勝手にそう推測します)。

ブリガディアジェラードは1968年に生まれました。生涯成績は18戦17勝。英国の大レースである2000ギニーやキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスなどに勝っています。デビューから15連勝という英国競馬の新記録を達成し、国民的なスターホースとなりました(唯一の敗北はロベルトに敗れたもの)。日本で言えばハイセイコーとかオグリキャップみたいなものでしょうか。

また、ブリガディアジェラードはミルリーフのライバルの一頭としても知られています。ミルリーフは生涯でたったの2回しか負けていませんが、そのうちの一回の敗北はブリガディアジェラードによってもたらされたものです(2000ギニーで)。

ブリガディアジェラードは種牡馬としては成功を収めることはできず、1989年に亡くなりました。父系は米国で僅かに残るのみです。

なお、ブリガディアジェラードが敗れたロベルトの血統は日本で大成功を収めており、リアルシャダイやブライアンズタイムなどの人気種牡馬はロベルトの産駒です。今年の日本ダービー(東京優駿)に勝った牝馬ウオッカも「ロベルト→ブライアンズタイム→タニノギムレット→ウオッカ」とロベルトの父系子孫です。

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2007年6月26日 (火)

ニューマーケット⑥

競馬博物館②

競馬博物館の展示は英国の競馬史や競馬に関する文化を振り返るものです。

競馬を長いこと見ていると競馬の歴史に多少は詳しくなるのですが、「競馬の歴史=英国の競馬史」ですので、競馬史に関する知識が少なくても、知っている馬に関連する展示物が次々と出てきて、非常に楽しめます。

以下、館内の展示物をご紹介します(注:これから写真とともにご紹介しますが、実は館内は写真撮影禁止だったかもしれません。)

パーシモン

2007_06170080 パーシモンの頭部の剥製です。

パーシモンは1893年生まれ。父は19世紀末に種牡馬として歴史的な成功を収めたセントサイモンです。

父のセントサイモンは1881年生まれ。ダービーなどの大レースの勝利はないのですが、10戦10勝という成績を残して種牡馬入りしました。種牡馬としては歴史的な成功を収め、このパーシモンをはじめとして多くの活躍馬を送り出し英国のリーディングサイアーを9回獲得しました。

セントサイモンの産駒も種牡馬として成功し、世界中の競馬を席巻するに至り「セントサイモン系でなくんばサラブレッドにあらず」ということまで言われたのですが、20世紀の半ばまでにはセントサイモンの父系は一気に衰退してしまいました。

この理由ははっきりとはしないのですが、「あまりに発展しすぎたため、種付けをできる牝馬がいなくなったから」と言われています。要するに繁殖牝馬もセントサイモン系ばかりになってしまい、近親交配になってしまうので種付けができなくなったということです。これを「セントサイモンの悲劇」と呼んでいます。

しかしながら、父系は衰退したものの、現在生産されるサラブレッドはすべてセントサイモンの血を引いているそうで、セントサイモンが後世の競走馬に残した影響力は大きいものがあります。

前置きが長くなりましたが、パーシモンはセントサイモンの代表産駒の一頭です。エドワード皇太子(後のエドワード7世)の持ち馬として、ダービー及びセントレジャーSのクラシック二冠を制しました。生涯成績は9戦7勝です。獲得賞金は約3万5000ポンドでセントサイモン産駒のうち最も獲得賞金の多い馬となります。

パーシモンは種牡馬としても成功を収め、英国のリーディングサイヤーに計4回輝いています。しかし、上述のとおり、現在ではパーシモンの血統は衰退しています。ちなみに日本だとタニノムーティエ、カブラヤオー、メジロパーマー、レッツゴーターキンなどがパーシモンの父系子孫になります。

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2007年6月25日 (月)

ニューマーケット⑤

競馬博物館(The Horseracing Museum)

2007_06170078ニューマーケットのメインストリートの一角に競馬博物館があります。

ここも競馬ファンにとっては非常に興味深いところです。

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2007_06170098入口自体はそれほど目立たないのですが、となりにハイペリオンの像があるので、訪問する場合はこれを目印にしてください。

ちなみにハイペリオンは1934年の英ダービー馬であり、種牡馬としてもリーディングサイアーに6回なるくらい優れた馬でした。ハイペリオンの血統は現在は衰退しつつありますが、日本ではハイセイコーやグリーングラスはこの系統です。

博物館にはおみやげ屋とカフェが併設されており、これは入場料を払わなくても入ることができます。

ちなみに入場料は大人5.5ポンド、子供3ポンドです。

競馬博物館のウェブサイトはこちら・・・ http://www.nhrm.co.uk/

館内の展示物については次回で。

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2007年6月22日 (金)

ニューマーケット④

放牧地

種牡馬の厩舎の前面は(正しい表現か分かりませんが)放牧地となっています。種牡馬たちは昼間は主にここで過ごします。

2007_06170037ここの馬たちは人がやってくると近づいてきます。人懐っこくて非常にかわいいです。

放牧地は20m×50mくらいの長方形に区切られていて、それぞれ1頭ずつの種牡馬が放牧されています。各放牧地には種牡馬の名前が掲示されていたのですが、左の馬は誰か忘れてしまいました。

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ミルリーフ

2007_06170055前にも触れましたが、ナショナルスタッドではかつて歴史的名馬のミルリーフが繋養されていました。

ミルリーフは1968年に米国で生まれました。生産者(かつオーナー)は米国ポール・メロン氏ですが、メロン氏はミルリーフの血統や馬体から判断してミルリーフを英国で走らせることを決めたそうです。

その判断は大正解で、ミルリーフはデビューから快進撃を続け3歳時(1971年)にはダービー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、凱旋門賞の欧州最高峰のレースを立て続けに制覇しました(この3レースを制覇したのは他にはラムタラ(1995年)しかいません)。

その後、ミルリーフは4歳時にも凱旋門賞連覇を目指して調教を進めていたのですが、調教中に前脚を骨折してしまいました。骨折は安楽死処分になってもおかしくはないくらいの重傷でしたが、英国の関係者の懸命の治療によって一命をとりとめました。

しかしながら、現役引退は余儀なくされることになってしまいました。通算成績14戦12勝。2着2回。

現役を引退したミルリーフは種牡馬入りすることになりました。オーナーは米国人ですので米国での種牡馬となることも考えられたのですが、オーナーのメロン氏はミルリーフの命を救ってくれた英国の関係者に感謝の意をこめて英国で種牡馬入りさせることを決断したそうです。その結果ナショナルスタッドに繋養されることになったそうです。

ミルリーフは種牡馬としても大成功を収め、シャーリーハイツ(英愛ダービー)、アカマス(仏ダービー)、レファランスポイント(英ダービー)などを輩出しています。1978年と87年には英愛リーディングサイアーとなっています。

ミルリーフの血統は日本でもなじみが深く、産駒のミルジョージやマグニチュードは種牡馬として多くの活躍馬を送り出しました。

2007_061700611986年、ミルリーフは亡くなりました。18歳の死亡は種牡馬にしては若すぎる死だと思います。ミルリーフの功績を記念して上の写真の銅像が厩舎の正面に建てられています。

また、左の写真はミルリーフの墓です。これは銅像のすぐ隣にあります。

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2007_06170063ちなみに、ネヴァーセイダイらのかつて繋養されていた種牡馬の墓もここにあります。

これでナショナルスタッドは終わります。

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2007年6月21日 (木)

ニューマーケット③

種付場

2007_06170026・・・

厩舎のすぐ裏に種付場があります。

広さは結構あります。10m四方くらいでしょうか。

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2007_06170020種付場の入口には各種牡馬の種付けのスケジュール表らしきものが掲示されていました。

こちらの種付け事情には詳しくないですが、日本では人気種牡馬になると一日3回くらい種付けすることはあるようです。この表だと5分割されていますが、さすがに一日5回ということはないはずで、一マス空けた3回が最大なのではないかと思われます。

2007_06170025種付場の真ん中にはツアー客のために二種類の器具が置いてありました。何か分かりますか?

2つの袋は繁殖牝馬の後脚に装着して、牝馬が種牡馬を蹴り上げたときにショックをやわらげるものです。

また、棒状のものは鼻ねじです(鼻は馬の急所らしくて、鼻を捻ると馬はおとなしくなります。種付けの際に暴れる牝馬に鼻ねじをかけて押さえつけます)。使い方は良く分かりませんが手前にある輪の部分を馬の鼻にかけるのでしょうか。

・・・2007_06170024

種付けというのは短時間で終わります。種付けそのものはほんの数分程度です。ガイドの方は「種付けは決してロマンチックなものではない」と説明し、ツアー客の笑いを誘って いました。

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・・・2007_06170021

最後に左の写真は種付場の入口に貼ってありました。

欧州における種牡馬の発展を図にしたものです。

サラブレッドの血統を父系でさかのぼると17世紀初頭前後のダーレーアラビアン、ゴドルフィンアラビアン、バイアリータークの3頭にさかのぼり、この3頭を三大始祖と呼んでいます。

ただし、この三大始祖の発展状況には差があり、現在生産されるサラブレッドの90%以上がダーレーアラビアン系とされています。

図の同心円の中心がこの三大始祖なのですが、これを見ると各系統の発展度の差が分かると思います。

上の図の12時から1時のところにある薄いグレーの部分がゴドルフィンアラビアン系、11時から12時のところにある濃いグレーの部分がバイアリーターク系です。その残りはすべてダーレーアラビアン系ですから、この系統の発展ぶりが分かると思います。

英国及びアイルランドの競馬においては、ダーレーアラビアン系のうち特にノーザンダンサーの系統の勢力が強く、過去20年のうち18年のリーディングサイアー(種牡馬の産駒の賞金獲得一位)がノーザンダンサー系の種牡馬によって占められています(うち14年がサドラーズウェルズ)。

日本でもかつてはノーザンテーストを筆頭にノーザンダンサー系の種牡馬が猛威を振るったのですが、ここ10年くらいはサンデーサイレンスの驚異的成功もあり、ノーザンダンサー系の種牡馬の勢力は衰えつつあります。

(参考)リーディングサイアーについて http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%BC

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2007年6月20日 (水)

ニューマーケット②

ナショナルスタッド(The National Stud)

2007_06170071 ナショナル・スタッドの「スタッド」とは種牡馬を管理する牧場のことです。サラブレッドの生産においては、優秀な種牡馬が年間60頭以上(多ければ約200頭)の繁殖牝馬に種付けを行います。

種付けは牝馬が種牡馬のところに赴いて行われるため、(種牡馬の体調管理のためか経済性のためか良く知りませんが、)種牡馬を一箇所に集めてこのような種牡馬牧場が設立されています(日本では社台スタリオンステーションが有名です)。

ナショナル・スタッドの歴史は意外と新しく1963年に創設されました。現在では500エーカー(約200ヘクタール)の土地に10頭の種牡馬が繋養されています。また、ここでは競走馬の生産も行われており、約200頭の繁殖牝馬もここで暮らしています。

ツアー

2007_06170069 スタッド内はツアーに参加することで見学をすることができます。ツアーは一日2回行われていて、料金は大人6.5ポンド子供(6歳以上)5ポンドです。ツアーは所要約75分で、予約が必要です。詳しくはhttp://www.nationalstud.co.uk/tours-Times.aspを参照してください。

上の写真はツアーの受付&おみやげ売り場&カフェです(ここまでは誰でも入れるはずです)。

我々ももちろんツアーに参加しました。以下、そのときの様子をご紹介します。

厩舎

2007_06170033左の写真が種牡馬の厩舎です。種牡馬たちは基本的に昼間は種付け又は放牧地で放牧され、夜の間はここで過ごします。

我々は11:30頃ここを訪れたため、厩舎の中にいた種牡馬は1頭しかいませんでした。

2007_06170015 厩舎の入口には種牡馬の名前と血統が掲示されています。左の写真は現在ナショナル・スタッドで一番種付料の高い(約250万円)バハミアンバウンティ(直訳すれば「バハマの奨励金」)の厩舎です。

現在はナショナル・スタッドで繋養されている種牡馬は(日本人にとって)あまり有名な馬はいないようですが、かつてはネヴァーセイダイやミルリーフもここで種牡馬生活を送っていました。

2007_06170016厩舎の入口の壁にもそのことを記録するレリーフが残っていました。

イギリス人はこういうのが好きですよね。

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2007_06170019 我々が訪問した際に唯一厩舎の中にいたフェニックスリーチ君です。

現役時代はドバイシーマクラシックなどGIを3勝しています。今年の新種牡馬らしいです。

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2007年6月19日 (火)

ニューマーケット①

ニューマーケット

「競馬の聖地」ニューマーケットに行って来ました。

ニューマーケットはロンドンの北東約110kmのところにある小さな町です。一般の人にはむしろ西のそばにあるケンブリッジの方が有名かもしれません。

ニューマーケットでは12世紀から競馬がはじまり、17世紀初頭のジェームズ1世の時代から競馬の中心地として栄えることになりました。

現在では競馬場、ナショナル・スタッド(種牡馬の牧場)、タタソールズ(セリ市)、競馬博物館など競馬関連の施設がひしめき合っています。そして、競走馬の生産から売買、調教、そしてレースまで競馬のサイクルのすべてがこの地において行われています。

町の人口は1万5000人程度ですが、四人に一人は競馬関係の仕事に携わっているとのことです。

下のグーグルの写真はニューマーケットです。右手にある町がニューマーケットの中心で、真ん中の広大な芝生が競馬場です。競馬場の右下にあるのがナショナル・スタッドです。

http://maps.google.co.uk/?ie=UTF8&ll=52.239995,0.371132&spn=0.038736,0.090122&t=k&z=14&om=1

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2007年6月18日 (月)

プラハ⑧

スメタナ博物館

チェコを代表する作曲家と言えばスメタナですが、カレル橋のふもとにスメタナに関する資料を集めた博物館があります。

2007_04220207かつてはスメタナもここに住んでいたそうです。

入口は非常に分かりにくいです。ホテルの一角が入口になっています。

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2007_04220200内部はそんなに広くありません。200㎡くらいでしょうか。

ここの展示物で面白かったのが左の写真のものです。

何か分かりますか?

右の台にあるのは指揮台で、その上にある指揮棒を楽譜台(?)にあてると、楽譜台にある楽譜の音楽が流れます(もちろんスメタナが作曲したもの)。

2007_04220202これが指揮台です。

手前にあるのが指揮棒です。この棒の先からは赤外線が発せられるようになっています。テレビのリモコンと同じ原理ですね。

さて、ここで問題です。この指揮台の引き出しを開くとどうなるでしょう?

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【答え】左上の写真の奥に座っているおばさんに叱られる。

日本語で書かれたガイドもありますし、そこそこ楽しめます。夜はコンサートが開かれますので、それを聞くために来ても良いかもしれません。

ちなみに、写真を撮影するためには別料金を支払う必要があります(100円もしないはずです)。

ドヴォルザーク博物館

もうひとりチェコを代表する作曲家といえばドヴォルザークです。

ドヴォルザークの博物館も市内の南にあります。

2007_04220107博物館は1720年に建てられたそうでバロック様式の美しい建物です。

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2007_04220108内部にはドヴォルザークが使用したピアノなどが飾られています。

日本語で書かれたガイドもあります(写真も別料金)。

こちらも夜にはコンサートが開かれていますので、それを聞くために来ても良いかもしれません。

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どちらの博物館もクラシックが好きな方は一見の価値はあるでしょう。そうでなくても入場料は安い(300円くらい)ですし、見学に時間はかかりませんので訪れてみるのも悪くはないと思います。

これでプラハを終わります。

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プラハ⑦

国立マリオネット劇場

チェコの伝統芸能の一つに人形劇があるそうです。

プラハ市内にもいくつか劇場があり、毎夜、人形劇が催されています。

我々はその一つの国立マリオネット劇場に行って来ました。

2007_04220126 ・・・

国立マリオネット劇場は東岸の旧市街広場のそばにあります。

我々が訪れたときは「ドン・ジョヴァンニ」をやっていました。

料金は大人一人3000円くらいだったと思います。劇は一回休憩を挟んで2時間半くらいと結構長いです。

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Img_4251_1人形劇はこんな感じで7~8人の団員が上から人形を操作します。

人形は結構でかいです。1m近くあります。

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Img_4270

これは劇が終わって団員が挨拶をしているところです。

我々は「ドン・ジョヴァンニ」を見たわけですが、私はこの劇のあらすじを全くしらなかったため、今ひとつ良く分かりませんでした。

ストーリーを知っていれば楽しめると思いますが・・・。まあ、子供は喜んでましたので、これはこれで良かったのでしょう。

Img_4287人形劇が有名ということもあって、いろいろなところで操り人形がおみやげとして売っていました。

値段は2000円くらいだったと思います。

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Img_4285

我々も子供のために一つ買いました。

こちらの操り人形は日本人がイメージするそれと操作方法が少し違います。

お兄さんが左手でつまんでいるところを左右させると両足が交互に前に上がります。また、右手の紐を引くことで左右の手を操作します。

ですので、おじぎするとか細かい操作はできません。

国立マリオネット劇場の人形たちもこの形式でしたので、これが伝統的なものなのでしょう。

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2007年6月16日 (土)

プラハ⑥

ストラホフ修道院

展望台から西に10分くらい歩いたところにストラホフ修道院があります。

2007_04220102前回触れたように、展望台から修道院に続く道は高台にあるため、眺めが美しいです。

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修道院は12世紀半ばに建てられました。現在では内部の一部が公開されています。

2007_04220106この修道院の見所は「図書室」、「哲学の間」、「神学の間」です。図書室は非公開ですが、残りの二つは入場料を払えば見学できます。

「哲学の間」にしろ「神学の間」にしろ図書室です。ただ、天井にはフレスコ画が描かれ、室内の装飾は豪華絢爛ですから一見の価値はあると思います。

写真撮影は料金(確か100円前後)を支払えばできますが、窓口で払っておかないと後で戻らなければならなくなります(「哲学の間」、「神学の間」は階上にあるため)。

写真を撮る場合には注意が必要です。

内部の写真がないので、修道会のウェブサイトを掲載しておきます。http://www.strahovskyklaster.cz/

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2007年6月 7日 (木)

プラハ⑤

展望台

プラハ西岸には丘が二つあって、北側の丘にはプラハ城があり、南側の丘はマラー・ストラナと呼ばれる公園になっています。

2007_04220081丘にはケーブルカーを使って上ることができます。

一日乗車券を使えば乗ることができます。頂上までは5分程度です。

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2007_04220099丘の上には展望台があります。

高さは50mくらいでしょうか。

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2007_04220095展望台にはエレベーターはありません。階段で上がるのみです。

展望台は2層構造になっていますが、下の層まで上るだけでもかなり疲れます。そのためか、階段にはベンチも設けられています。

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2007_04220090 頂上からの景色は素晴らしいです。上った甲斐はあります。

左の写真の中心はプラハ城です。

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写真はありませんが、展望台のそばには「鏡の迷路」というその名の通り鏡でできた迷路があり、小さなお子さんが楽しめるようになっています。

また、展望台からストラホフ修道院(次回で触れます)に行く途中の道は非常に眺めがよく、展望台に上らずとも、ここだけでも十分に楽しめます。

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