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2007年6月27日 (水)

ニューマーケット⑦

競馬博物館③

引き続き館内の展示物の紹介です。

キンチェム

2007_06170097キンチェムのブロンズ(?)像です。入口を入ってすぐ左のところにあります。キンチェムは1874年にハンガリーで生まれました。キンチェムは2歳から5歳にかけてドイツ、オーストリア・ハンガリー、フランス、イギリスで走り54戦無敗という成績を残しました。最多無敗記録としては世界記録だそうです。

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ゴドルフィンアラビアン

2007_06170082この絵はゴドルフィンアラビアンを描いたものです。

ゴドルフィンアラビアンは前にも触れたとおり、サラブレッドの三大始祖の一頭です。ただ、三大始祖の中では最も勢力が小さく、ゴドルフィンアラビアン系の生産馬は米国で約6%、日本で約1%程度とのこと(日本ではこの系統のめぼしい種牡馬がほとんどいないと思います。種牡馬を輸入しない限り絶滅寸前です)。

ブリガディアジェラード

2007_06170081・・・

左の写真は競走馬の頭絡です。頭絡とは馬具の一つで、その名の通り馬の頭に絡めて使います。大雑把に言ってしまえば、馬に手綱をつけるために使われる馬具です。

この頭絡はブリガディアジェラードが使用していたものです(名前が書いてあるので勝手にそう推測します)。

ブリガディアジェラードは1968年に生まれました。生涯成績は18戦17勝。英国の大レースである2000ギニーやキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスなどに勝っています。デビューから15連勝という英国競馬の新記録を達成し、国民的なスターホースとなりました(唯一の敗北はロベルトに敗れたもの)。日本で言えばハイセイコーとかオグリキャップみたいなものでしょうか。

また、ブリガディアジェラードはミルリーフのライバルの一頭としても知られています。ミルリーフは生涯でたったの2回しか負けていませんが、そのうちの一回の敗北はブリガディアジェラードによってもたらされたものです(2000ギニーで)。

ブリガディアジェラードは種牡馬としては成功を収めることはできず、1989年に亡くなりました。父系は米国で僅かに残るのみです。

なお、ブリガディアジェラードが敗れたロベルトの血統は日本で大成功を収めており、リアルシャダイやブライアンズタイムなどの人気種牡馬はロベルトの産駒です。今年の日本ダービー(東京優駿)に勝った牝馬ウオッカも「ロベルト→ブライアンズタイム→タニノギムレット→ウオッカ」とロベルトの父系子孫です。

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受信: 2007年6月27日 (水) 16時16分

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