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2007年6月21日 (木)

ニューマーケット③

種付場

2007_06170026・・・

厩舎のすぐ裏に種付場があります。

広さは結構あります。10m四方くらいでしょうか。

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2007_06170020種付場の入口には各種牡馬の種付けのスケジュール表らしきものが掲示されていました。

こちらの種付け事情には詳しくないですが、日本では人気種牡馬になると一日3回くらい種付けすることはあるようです。この表だと5分割されていますが、さすがに一日5回ということはないはずで、一マス空けた3回が最大なのではないかと思われます。

2007_06170025種付場の真ん中にはツアー客のために二種類の器具が置いてありました。何か分かりますか?

2つの袋は繁殖牝馬の後脚に装着して、牝馬が種牡馬を蹴り上げたときにショックをやわらげるものです。

また、棒状のものは鼻ねじです(鼻は馬の急所らしくて、鼻を捻ると馬はおとなしくなります。種付けの際に暴れる牝馬に鼻ねじをかけて押さえつけます)。使い方は良く分かりませんが手前にある輪の部分を馬の鼻にかけるのでしょうか。

・・・2007_06170024

種付けというのは短時間で終わります。種付けそのものはほんの数分程度です。ガイドの方は「種付けは決してロマンチックなものではない」と説明し、ツアー客の笑いを誘って いました。

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・・・2007_06170021

最後に左の写真は種付場の入口に貼ってありました。

欧州における種牡馬の発展を図にしたものです。

サラブレッドの血統を父系でさかのぼると17世紀初頭前後のダーレーアラビアン、ゴドルフィンアラビアン、バイアリータークの3頭にさかのぼり、この3頭を三大始祖と呼んでいます。

ただし、この三大始祖の発展状況には差があり、現在生産されるサラブレッドの90%以上がダーレーアラビアン系とされています。

図の同心円の中心がこの三大始祖なのですが、これを見ると各系統の発展度の差が分かると思います。

上の図の12時から1時のところにある薄いグレーの部分がゴドルフィンアラビアン系、11時から12時のところにある濃いグレーの部分がバイアリーターク系です。その残りはすべてダーレーアラビアン系ですから、この系統の発展ぶりが分かると思います。

英国及びアイルランドの競馬においては、ダーレーアラビアン系のうち特にノーザンダンサーの系統の勢力が強く、過去20年のうち18年のリーディングサイアー(種牡馬の産駒の賞金獲得一位)がノーザンダンサー系の種牡馬によって占められています(うち14年がサドラーズウェルズ)。

日本でもかつてはノーザンテーストを筆頭にノーザンダンサー系の種牡馬が猛威を振るったのですが、ここ10年くらいはサンデーサイレンスの驚異的成功もあり、ノーザンダンサー系の種牡馬の勢力は衰えつつあります。

(参考)リーディングサイアーについて http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%BC

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